パーソナルカラー診断で考えない<似合う色>

こんにちは!モリオカです!

前回の記事はこちら↓

骨格タイプによって異なる太り方

骨格タイプによって、体型の変化の仕方が違っていて、太り方の傾向でどんな「似合わせ」をするのかも変わりますよ!という記事でございました。

今回は、昨日受けてきた「メンズ顔タイプアドバイザー」という講座の中で大きな気づきがあったので、それを基に記事を書きたいなと思います。

とくに女性に広がっていて、診断をされている方が増えている「パーソナルカラー診断」。
「似合う色」って本当に自分を客観的に見ないと分かりづらいし迷子になりやすくて、診断で似合う色がわかるのって本当に助かりますよね。

僕自身もパーソナルカラー診断士としてお客様を診断したりしていて、自分のアイテム選びにも取り入れたりしているのですが、どこか腑に落ちない事があったんです。

僕自身はパーソナルカラーの中でも黄みを強く感じる色の「ベージュ」が苦手なのですが、何故か「意外といけるくない!?」と感じる事がある。(僕は青みを帯びた色が得意な、ブルーベース側の属性です)

パーソナルカラー診断では、「苦手ですよ!!」と言われるカラーであるのに、何故いけちゃうのか?
これを、色彩心理というのをふと考えた時に、スッと腑におちたんですね。

パーソナルカラーだけが<似合う色>ではない

なぜパーソナルカラー理論上、苦手となるベージュが「意外といける!」と感じられたのか?

それは、僕の顔が持つ柔らかいイメージと、ベージュの持つ柔らかさを感じさせる色のイメージが、マッチしたからなんですね。

パーソナルカラーとか知らなくても、「お客さん、めっちゃ似合ってますよ!!」って感じた事とかってありますよね?
それは「ボディカラーに合う」という視点より先に、お顔の印象と合う色だったから、という可能性が非常に高い!

一般的にはまだ「似合う色はパーソナルカラーです!!」という考え方が当たり前なので、この視点って意外と見落とされがちですが、すっごい大事な視点かと思うんですね。

お顔の印象と色彩心理を合わせる

お顔の持つ印象に色の色彩心理を合わせる。
例外はありますが、簡単にまとめると
①子供っぽい顔+柔らかさのある女性的な顔=明るめの暖色系が似合う
②子供っぽい顔+キリッと感のある男性的な顔=明るめの寒色系が似合う
③大人っぽい顔+柔らかさのある女性的な顔=落ち着いた色の暖色系が似合う
④大人っぽい顔+キリッと感のある男性的な顔=落ち着いた色の寒色系が似合う

これ特に、男性をベースに考えるとすんごくしっくりきたわけであります。

僕の場合は、図解でのせた顔は③の「大人っぽい顔+柔らかさ」なので、もう少し落ち着いたブラウンなどがより似合わせやすくなります。

落ち着いた大人の男性には、お顔の印象には明るめのベージュより、落ち着いたシックなネイビーが似合う。
若々しく、可愛さを感じる男性には、落ち着いたシックなネイビーより、明るいベージュがイメージに合います。

これに+a、お客様がなりたいイメージを掛け合わせていく。
・「強面に見られるから柔らかく見られたい」→ベージュややや明るめのブラウン
・「男性的な強さを感じさせたい」→強さを感じさせるレッド系や、ブラック等
・「幼く見られるから大人っぽく見せたい」→明度を暗めにしてシックに見せる

こういう考え方であれば、パーソナルカラーという視点を抜きにしても、<似合う色>のご提案は出来るのではないかと。

少しコアな話になりますが
この考え方に、パーソナルカラーの似合う色の要素も加味して考えると、よりベストカラーを導けるのではないかな?と思います。

僕の場合は、ブルーベースが似合う+暖色系の柔らかさのある色味が似合う。
なので、ブルーベースの色味の暖色系である
・ピンクベージュ
・赤みを帯びたブラウン
・ワインレッド
といったカラーがベストカラーになります。

案の定これらを身につけた時に、異常なまでにしっくり来たのを鮮明に覚えています。笑

まとめ

・似合う色はパーソナルカラーで分かる
・お顔のイメージと色の持つイメージが合えば、パーソナルカラーの色でなくとも似合いやすくなる
・お客様の見せたいイメージに合わせて、色の色彩心理を取り入れてご提案をする

いかがでしょうか?
<似合う色>はパーソナルカラーが全てじゃないよ!というお話でした。
私は「ブルーベースだから、ベージュやブラウンは似合わないのよ!!」というお客様がもしお顔の特徴的に大丈夫だったら、この視点で是非呪縛を解いてあげて下さいね。笑

それではまた次週!

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森岡 裕之
About 森岡 裕之 62 Articles
1993年生まれ。現在は某アパレルブランドにて入社3年目、店頭で販売を行なっている。その前は高卒でファッションとは無縁の工場に3年間就職。 ファッションが好きな気持ちを諦められず退職後、服飾専門学校にて3年間ショップ運営のノウハウを学び現在に至る。入社後は一年半、メンズにて販売を行いその後ウィメンズに配属。「カワイイ」で通じ合う、レディースのフィーリング要素の強い接客に苦しみ「パーソナルカラー」「骨格アドバイザー」「顔タイプアドバイザー」の理論的要素を学ぶ。センスや感覚に頼らず 理論的に根拠のある「似合う」を伝える接客を大切にし日々店頭販売に取り組んでいる。