こんにちは!
美容部員(化粧品販売員)をしていますひなです。
今日は前回に引き続き、美容部員になるにあたってよくいただく質問にお答え致します。
前回は
〇美容部員ってどうすればなれますか?
〇最初は契約社員?
〇売上ノルマってあるの?
といったことにお答えしています。
では今回は
〇どんな勉強をしておくと良いの?
〇女の世界で辛いことはありますか?
また加えていただきました質問
〇美人でないとなれませんか?
も追加してお答えさせていただきます。
どんな勉強をしておくと良い?
基本的な知識や技術は研修では教えてもらえますが、その上でできることなら事前に知っておくと良いことをまとめました。
・皮膚知識
・化粧品成分
・人の雰囲気に合わせたメイクの仕方
皮膚知識
スキンケアが主のメーカーもメイクが主のメーカーでも全ての基礎になります。
肌はどういう構造で出来ているのか。
筋肉はどんな向きに流れているのか。
こういったことを事前に知っておくと、後から習うメーカー独自のスキンケア理論や商品の特徴も狙いがすぐに理解できます。
検定では日本化粧品検定が分かりやすくおすすめです。
化粧品成分
軽く「ビタミンCにはこんな作用があるんだ」といったイメージや、「乳液は水分と保湿剤と油分が混ざって作られている」という構造の理解があるだけで
商品知識の入りや接客での応用力が大きく変わってきます。
検定では
簡単に大まかな枠組みなら日本化粧品検定
詳しく踏み込んだ内容なら化粧品成分検定がおすすめです。
人の雰囲気に合わせたメイク
メイクアイテムそれぞれの使い方やパーツ毎のメイクの目的・手法は研修で教えてもらえます。
しかし実際店頭に出てみると「正しい使い方を教えて欲しい」と仰るお客様はごく少数です。
「こうなりたい」「似合うメイクを教えて欲しい」「こんな雰囲気の商品は無いか」そんなお客様のご要望に応えられるためには、顔の印象パターン・パーソナルカラーについての知識が事前にあると便利です!
検定では
メイクの基礎の手順から顔印象ごとのメイク方法まで学ぶなら、日本メイクアップ知識検定
パーソナルカラーを元に似合う色を見るためなら、パーソナルカラリスト検定がおすすめです。
私はここに挙げた検定による資格を、対策テキストを購入し勉強することで取得しました。
マナー
それから、社会人マナーや気遣いについては
事前に習得しておくと助かる場面が必ず来ます。
「思いやりがあれば普通は出来るはず」と言われてしまうことも、緊張や勝手が分からないとなかなか出来ません。
本を読んでおけばこういう時にはこう動くのが望ましいんだな
と想定することができます。
・オトナ女子の気くばり帳
お客様にというよりは社内環境を良くするための気くばりでした。
本当にちょっとした気くばりがイラストで書かれていて分かりやすいです。
・自分も相手も幸せになる最高の気遣い
元ANAのCAさんが実体験から学ばれた気遣いやお客様のお気持ちを知るポイントが分かります。
・決定版社会人のためのマナーとルール
こちらは本屋で適当に選んだのですが、挨拶や電話のかけ方・メールでのマナーなど基本的な事が簡潔に書いてあるので分かりやすかったです。
女の世界で辛いことはありますか?
こちらもよくいただく質問ですが、「女同士だから」という理由でトラブルが起きることは少ないと思っています。
よくイメージされるイジメは一昔前はあったようですが、少なくとも今私の周りでは聞きません。
あるとすれば、厳しい先輩がいてその人と合わなくて辛いといった内容です。
女性がほとんどの職場では、
女性であるということは当たり前で男女分けられること無く人間として仕事が振られます。
「女の子だから」という理由で許されたり、責任ある仕事が回されなかったりといったことがありません。
女性同士ということでネチネチ陰湿なイジメがあるイメージはどこでついたのかな?と思うのですが、そういったことはあまり無いです。
ただ、女性特有のものがあるとすれば
細かな気遣いが当たり前に出来る人がとても多いということ!
強要されるわけではありませんが、みんなが気遣いを循環させている場所で一人出来ないと目立ちます。
前途しました本を読んでおくことをおすすめします。
美人じゃなくてもなれる?
そもそも美くしくない女性なんて居ないのですが、ここでの美人は一般的に言われる目鼻立ちの整った顔を持つ女性のことだと解釈しています。
はっきり断言しますが、大丈夫です!!!
美人であればもちろん目を惹きますが、商品販売の仕事ですので清潔感があれば何も問題ありません。
店頭に立つ美容部員が綺麗に見えそういった方ばかりに思われる方もいらっしゃるとは思いますが、自分に合ったメイクを極めて整えている人はみんな綺麗です。
お客様への思い、知識技術があることが第一条件となります。
「お姉さんが付けてるの綺麗だなあ」で商品が動くこともありますが、親近感を武器にする美容部員もいます。
人によってアピールポイントは違うので、あなただけの魅力を活かしていただければ必ず良い販売員になれるはずです。
まとめ
美容部員になるにあたって皆様の疑問のお役に立てましたでしょうか?
もちろんヒールの立ち仕事に勉強することは多いですし大変な仕事ではありますが、日々お客様の反応を一番に受け止めることができるとてもやりがいのある仕事です。
最後までご覧いただきありがとうございました!