「似合う色」を見る2つの視点

こんにちは!モリオカです!

先日、顔タイプアドバイザー2級講座に
アシスタントとして参加させて頂きました。

2級はアドバイザーになる方向けというよりは
自分が何タイプかを知りたいという方向け。

そんな講座で、受講生の中に
「自身の外見の自信のなさから、服も買いに行けない。そんな自分を変えるキッカケが欲しくて、講座を受講しにきました」
という方がいらっしゃったんですね。

講座が終わり、その後顔タイプの先生が
その受講生の方を
顔タイプに合う、その人が引き立つようメイクアップ。

受講前がとても暗く沈んでた顔が
メイク後は、なんかもう
心の底から滲み出る笑顔が溢れており。

メイクでもファッションも、外見が変わるだけで
人をこんなに勇気付けられて
笑顔に出来るんだなぁと
その人の笑顔から
すんごいエネルギーをもらえまして。

この笑顔を生み出す為に仕事してるんだなーと再認識できました。

そんな顔タイプの話も交え、本題に。

「似合う色」の二つの視点

まず結論を述べておくと、2つの視点とは
・パーソナルカラーでの「似合う色」
・顔タイプ診断での、「お顔立ちの雰囲気に合う色」
この2つです。

色が人に与える効果①色相

色が人に与える効果②明度

色が人に与える効果③彩度

色が人に与える効果④清濁

パーソナルカラーに関しては
こちらのシリーズを是非ご覧下さい!

以前までの記事にて
似合う色はパーソナルカラー診断で分かる。
とお伝えしてきました。

勿論その通りなのですが
パーソナルカラーをもっと細かく言うと

その人の目や髪の色、肌の色に調和して
顔映りを良くする事の出来るカラーの事
なんですね。

なので、顔周りに持ってくるアイテム
・トップス
・アウター
・スカーフやストール等の巻物

これら以外はパーソナルカラーを
ある程度外しても問題ありません。
(人によっては、トップスとボトムスで色の差(コントラスト)を付けすぎる事で違和感が生まれたりもするので、一概には言えません)

じゃあ上記アイテム以外のボトムスだなんだは
何を持って似合うとなるのか?
という所ですが
ここが、顔タイプで導き出す
「顔立ちの雰囲気に合う色」となります。

顔タイプ、聞き馴染みがないですよね。
少し掘り下げていきます。

顔タイプ診断とは

パーソナルカラーに合う色を着た。
骨格診断に合う
スタイルを良く見せるカタチも選んだ。
でも何故か似合わない。

何故だろう?
顔の雰囲気に合ってないからじゃないの?
という所から、近年生まれた理論です。

例を出します。
芸能人の深田恭子さんに
あなたがスタイリストとして
服を選ぶとします。

いざ服を選ぼうと頭で考える際、深田さんの
何を思い浮かべますか?

顔 ですよね。

深田さんの場合は、骨格はストレート。
立体的なグラマラスなボディには
あまりボリュームを足さず、シンプルに見せる
Vネックニットやタイトスカートが似合う。

というのはよく言われておりますが
女性らしい華やかな彼女の顔立ちには
ストレートそのままのコーディネートだと寂しくなります。

骨格診断はあくまで
「スタイルを良く見せる理論」
お顔の雰囲気に合うかはまた別なので

そこを理論で補完できるのが
「顔タイプ理論」です。

顔タイプで見る「似合う色

顔タイプはこのような四象限となります。
・縦軸で
子供っぽい顔か?
大人っぽい顔か?
・横軸で
柔らかい曲線的な顔か?
キリッとした直線的な顔か?

これを似合う色視点で見ると
図のようになります。
女性的な顔立ちの印象の方は暖色が似合いやすく
男性的な顔立ちの印象の方は寒色が似合いやすい。

縦軸に関しては
明度以外に、前記事で挙げた清濁等も絡んできます。

自身を例に挙げると
パーソナルカラーでブルーベースの自身は
イエローベースの一般的なベージュは苦手です。

でも、ベージュの色が与えるイメージは
淡く柔らかいトーンで、優しい印象。

なので、顔タイプにおいて「子供顔×曲線」の僕は
パーソナルカラーはハズしているけど、意外と悪くないなとなるわけです。

そして、顔映りに関係のないボトムスに持ってくると非常にしっくり来る。

これらをまとめると

顔の印象が
その色が持つ「色彩心理」とマッチすれば
パーソナルカラーをハズしても似合ったりもする、という事。

このように
パーソナルカラーだけではなく、お顔の印象からも「似合う色」を導けるという
2つの視点がある事を
知って頂けると幸いです。

それではまた次週!

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森岡 裕之
About 森岡 裕之 62 Articles
1993年生まれ。現在は某アパレルブランドにて入社3年目、店頭で販売を行なっている。その前は高卒でファッションとは無縁の工場に3年間就職。 ファッションが好きな気持ちを諦められず退職後、服飾専門学校にて3年間ショップ運営のノウハウを学び現在に至る。入社後は一年半、メンズにて販売を行いその後ウィメンズに配属。「カワイイ」で通じ合う、レディースのフィーリング要素の強い接客に苦しみ「パーソナルカラー」「骨格アドバイザー」「顔タイプアドバイザー」の理論的要素を学ぶ。センスや感覚に頼らず 理論的に根拠のある「似合う」を伝える接客を大切にし日々店頭販売に取り組んでいる。