こんばんは!
水曜日若手枠の
モリオカヒロユキです。
ついにトプセラ3周年イベントが
丁度一週間後となりました!
豪華な内容盛りだくさんなので、是非詳細は
以下リンクをご覧下さい!
カラーの構成要素
前回の記事から
色が人に与える効果を
①色相
②明度
③彩度
④清濁
の4つの要素を
シリーズとしてお伝えしております。
①色相におけるブルーベース、イエローベースは
なんとなく理解できましたでしょうか?
お次は②明度について掘り下げていきます。
明度 とは?
読んで字の如く
色の明るさの度合いの事です。
他の3つの要素に比べ
一番目に見えて判断しやすく
わかりやすい要素ですね。
この分かりやすい明度という要素を
一般的な知識に少し肉付けをして
・高明度 低明度 それぞれが持つ効果
・他の3要素との相関性
・同化現象と対比現象
以上3つの項目に分けて
お伝えできればと思います。
高明度と低明度
明るい高明度を着ると?
暗い低明度を着ると?
それぞれのポイントについて説明致します!
高明度の色を着るとどうなるのか?
①顔が明るく見える
②レフ版効果により
顔が均一に見え線が目立たなくなる
③明るくなる事で、似合わないと
顔がぼやけて見えてしまう
高明度の色を着る事で
線が目立ちにくくなります。
スマホで撮った写真の加工をする時に
明るくしてボカしませんか?
あれと同じ反応が起きるわけです!
ただ、明度を上げる事で顔がボヤけます。
顔が薄く強弱のない方は、ボヤけてしまうのが
悪い傾向に感じられるかもしれません
(個人的な見解です)
低明度の色を着るとどうなるのか?
①顔が収縮し、小顔効果がある
②顔のコントラストを強くし
顔立ちをハッキリさせる
③暗くなる事で、悪い反応が出ると
顔の影や線が目立ってしまう、顔が暗く見える
低明度の色を着ると、小顔効果が生まれます。
これは、暗い色が顔の輪郭の線となる暗い部分を
強調する事で、小顔に見えるという事です。
②の顔立ちをハッキリ というのは
顔にある暗い部分である
目の色や輪郭、眉等をより強調させ
肌の色とのコントラストが強くなる事で
顔がハッキリします。
黒が似合わない、とおっしゃる方は
肌色がやや濃く、目の色、眉の色との
コントラストが強くない等の傾向があるかと。
その為、顔立ちをハッキリ、というより
顔にある線が悪目立ちする事が気になってしまう
という方が多いように感じます
(こちらも個人的見解)
なんとなく感じていた
白は明るく見える
黒は暗く見えるという事
掘り下げると色々な要素と結び付きますね。
他の3つの要素との相関性
そして、その他3要素 色相 彩度 清濁
との相関性です。
こちらもボンヤリと頭に入れておいて下さい。
・色相
高明度→イエローベース寄りになる
低明度→ブルーベース寄りになる
色が明るくなる事でイエローベースに
暗くなる事でブルーベースに寄るという部分は
前回の記事のナチュラルハーモニーの理論に則った部分ですね。
・彩度
色の強さが一番出るのは、中明度です。
高明度が一番色が弱く、暗くなるにつれて
色の鮮やかさ(彩度)が増していきますが
中間地点の中明度を超えると鮮やかさが落ちていきます。
・清濁
高明度→清色寄りになる
低明度→濁色寄りになる
同化現象と対比現象
もう一つ 大事なポイントとして
洋服を顔に当てた時に
同化現象 又は 対比現象が起きます。
同化現象→二つの色の差が小さい場合に起きる
対比現象→二つの色の差が大きい場合に起きる
これを白と黒を例に 今回の明度の軸で考えると
白→肌の色が明るい方は同化して顔が明るく見える
黒→肌の色が明るい方は対比現象が起き
より明るさが強調される
(黒の重さに負けない)
肌のトーンが暗い方は
黒との同化により暗く見える
色を当てる人によって、起きる反応が変わる為
「黒を着ると顔が暗く見える」というのは
一概に言えないわけですね。
このように、明度は色々な考え方ができます。
なので
顔の線や影が目立つ といった悩みを持つ方には
高明度の色の持つ効果で、顔を均一に見せ線をボカす事ができますし
頼りなく見られるのがお悩みの方なんかには
低明度の色の持つ効果で、お顔のコントラストを強める事で
顔立ちをハッキリ見せる事ができる
という部分等を、接客に交えて頂く事が出来るかと思います。
明度の持つ効果
より知識として深めて頂けますと幸いです。
次回は③彩度 について掘り下げていきますね!
それでは。