似合うファッションを知る4つのポイント④テイスト

こんにちは!ヒロユキです!

似合うファッションを知る4つのポイント。

「似合うファッション」を知る4つのポイント

似合うファッションを知る4つのポイント①色

似合うファッションを知る4つのポイント②形

似合うファッションを知る4つのポイント③素材

その4つのポイントを、シリーズとして執筆しております。

似合うファッションというのは、分解して考えると
①色
②形
③素材
④テイスト

の4つに分かれていきます。

その中で前回は、「似合う素材」について掘り下げました!
「似合う」を考えるにおいてあまり語られる事が多くない素材。

・体型をカバー出来る・スタイルアップできる素材であるか?
・素材の質感がお顔の印象にマッチするか?

という、①体型と②顔に合う、という2つの目線から解説しています。
そういった視点が気になる方は是非、前回の記事をご覧下さい。

今回は4つのポイントの最後である、テイストについて。

似合うテイストを選ぶ2つのポイント

テイストとは
・カジュアル
・綺麗目スタイル
・モード
・アウトドア
・アメカジ
・クラシコイタリア

などなどと挙げればキリがないですが、どういう枠のファッションジャンルが似合うか?という意味のテイスト。

これは体型の要素も無くはないですが、大きくは顔の印象にマッチするか?という視点で見ていきます。

その顔印象にマッチするか?を見る時に「2つのポイント」を見ていきます。

①画像縦軸 子供顔or大人顔
②画像横軸 直線要素or曲線要素

●縦軸で見ていく場合は
・子供顔は比較的カジュアル傾向が似合いやすい
・大人顔は比較的綺麗目傾向が似合いやすい

●横軸で見ていく場合は
・直線顔はより男らしい印象のテイストが似合いやすい(アウトドア・ブリティッシュトラッドなど)
・曲線顔は柔らかい印象のテイストが似合いやすい(プレッピー・クラシコイタリアなど)

例えばマトリックスの中のエレガントタイプのわかりやすい芸能人は松本潤さん。

華やかな松本潤さんであれば
・色気を感じさせるトラッドスタイルであるクラシコイタリア
・機能性重視、カジュアルで男らしい印象のアウトドアスタイル

どちらが似合いやすそうですか?という事ですね。「似合うテイスト」というのは。

似合うテイストの選び方①子供顔or大人顔

画像縦軸の要素である子供顔or大人顔。

若々しい印象である子供顔の方であれば。カジュアルな傾向のテイストが似合いやすくなります。

年齢より若く見られたり、「頼り甲斐があるように見られたい」という願望のある方だったりに多いのが子供顔。

ガチガチな綺麗目スタイルが人によっては似合いづらいのもあり、スーツスタイルが苦手という方もパラパラといらっしゃいますね。
子供タイプの方であれば、ライトなカラーのスーツやVゾーンを作る事で、やや若々しさのエッセンスを取り入れる事で苦手なスーツスタイルなども似合わせがしやすくなります。

縦軸下側の大人な印象の際立つ大人顔の方であれば、比較的キレイ目なテイストが似合いやすくなります。

年齢より上に見られたり、落ち着いた印象に見られる方に多いのが大人顔。

子供顔と対照的にガチガチにカジュアルなスタイルが人によっては似合いづらいのもあり、スーツはカッコいいのに休日のスタイルが。。という所にも繋がる方も多い。

プライベートのファッションも、ダウン+ジーンズ+スニーカー!みたいなガッチリカジュアルのスタイルではなく
・スニーカーを綺麗目なレザースニーカーにしてみる
・プライベートに合わせやすいローファーにしてみる
・センタープレスのパンツを取り入れてみる
などというように、綺麗目な要素をミックスさせていく事で似合いやすくなっていきます。

似合うテイストの選び方②直線or曲線

画像横軸の要素である直線or曲線。

男性的な印象に寄りやすい直線タイプは男らしい印象のテイストやアイテムが。
中性的(女性的)な印象に寄りやすい曲線タイプは、柔らかい印象のテイストやアイテムが似合いやすくなっていきます。

メンズで考えていくと
直線タイプ×子供顔→アメカジ・アウトドア・フレンチカジュアルなどのテイスト
直線タイプ×大人顔→ブリティッシュトラッド・大人なモードスタイル・ラギッドなどのテイスト

曲線タイプ×子供顔→プレッピー・デコラティブなスタイル・古着MIXなどの可愛さのあるテイスト
曲線タイプ×大人顔→クラシコイタリアなどのキレイ目で柔らかさのあるテイスト

などが似合いやすくなっていきます。

直線の方はシャープさを入れていき、曲線の方は柔らかさを入れていくというようなイメージ!

例えばストライプ柄などもテイスト的に直線要素が強くなるので、曲線タイプの柔らかい印象が強い方が無理に合わせようとすると、ミスマッチが起きやすかったりするんですよね。

このように、多くメンズファッションで語られるカジュアルorキレイ目の要素以外にも、この直線と曲線を似合わせていくのもとても大事になってきます!

まとめ

・似合うファッションのポイント「テイスト」は2つの要素に分けて考える
・①1つ目の要素は子供顔or大人顔。子供顔はカジュアル寄せ、大人顔はキレイ目寄せが似合いやすい
・②2つ目の要素は直線or曲線。直線タイプは男らしい方向性に、曲線タイプは中性的(女性的)な柔らかい印象に寄せる事で似合いやすくなる

という所を細かく解説させて頂きました。

今回で「似合うファッションを知る4つのポイント」の4つが全て解説が終わりました。

①色
②形
③素材
④テイスト

お客様に最適な提案をする為に、試着された後によりお似合いになるモノを導く為のアジャストに。
是非お役立て頂けましたら幸いです。

それでは、また次回をお楽しみに!

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森岡 裕之
About 森岡 裕之 62 Articles
1993年生まれ。現在は某アパレルブランドにて入社3年目、店頭で販売を行なっている。その前は高卒でファッションとは無縁の工場に3年間就職。 ファッションが好きな気持ちを諦められず退職後、服飾専門学校にて3年間ショップ運営のノウハウを学び現在に至る。入社後は一年半、メンズにて販売を行いその後ウィメンズに配属。「カワイイ」で通じ合う、レディースのフィーリング要素の強い接客に苦しみ「パーソナルカラー」「骨格アドバイザー」「顔タイプアドバイザー」の理論的要素を学ぶ。センスや感覚に頼らず 理論的に根拠のある「似合う」を伝える接客を大切にし日々店頭販売に取り組んでいる。