カスタマーの未来作りが得意な販売員が教える、毎日の接客が少しでも楽しくなるコツとは?

みなさま、こんにちは。

元トップ販売員、SAKIです。

前回の記事はこちらから↓

私たち販売員の仕事、本当にやらなきゃいけないことってなんだっけ?

みなさまこんにちは!

春らしい陽気で過ごしやすくなってきましたね。毎年この時期になると繁忙期だなぁ…と感じていたことを思い出します。

先日、用事があり最後に店長を務めた店舗へ久しぶりに遊びに行きましたが、やはりみんな大変なんだなということを改めて実感しました。

夜18時過ぎのデパートってこんなに人がいなかったっけ?と思わせるような閑散ぶり、そしてたった3ヶ月しか経っていないのに約10店舗が入れ替わっており、衝撃的でした。

この時期でも、真冬のアウターを展開せざるを得ない売場状況…スタッフともお客様の話、売場レイアウトの話、スタッフ育成の話をしましたが、やはり状況は厳しく、各々悩んでおりました。

今回はそこから感じたことや私が客観的に思ったことを書いていこうと思います。

少しでも頑張ろうと思えていただけたら嬉しいです♡

突然ですがあなたはなぜ、アパレル販売員という職を選んだのでしょう?

私は必ず新入社員受入、異動社員受入、退職したいという相談の時にこの話をするようにしております。

それはその人が何になりたくて、自分の理想とする姿や夢、目標はなんなのか、果たしてそれを本当に叶えることができたのか、それとも志半ばで諦めたくなってしまったのかを確認するためです。

今時そんなの関係ないよね、という方もいらっしゃるかもしれませんが、自分がなぜこの職を選んだのかという理由って大切です。

アパレル販売員の場合、ありがとうと言っていただけるとことが嬉しいから、お客様に自分のご提案を気に入っていただき関係構築したいから、中には話すのが苦手だから苦手克服のため…などなど、いろんなきっかけがありますよね。

皆様の、アパレル販売員を志したきっかけを思い出してくださいね☺︎

それでは、次へ行きます

あなたの目標としていた姿は、叶ったのでしょうか?

これを伝えるとみなさんはっとされる事が多いなと思います。

コロナ禍における今の状況に疲れてしまっている方もたくさんいますし、お客様も少なくてやりがいや目的意識を失ってしまっていらっしゃる販売員の方も多いですよね。

とってもわかります。

しかし、あなたが販売員として務めていく中で日々消化するだけの生き方ってすごく勿体無くないですか?

そんなこと言ったってお客様も少ないし、商品だって少ないし、私たち何もできないよ〜ってなってありませんか??

他責にするのは簡単、より強くお客様視点で物事を捉え、考え自分から行動していく力を養うチャンスです!

もう、これは本当に何度でもしつこく言いますし、先月のキャリア担当の吉田直哉さんも書かれておりましたが、やりきる力というところが大切になってきます。

お客様、商品、会社…なんでも人のせいにするのは簡単で、自分の夢や目標がある中で、あなたはどうやって自分の夢や目標を叶えるためにお客様のために頑張っていきましょうか?というお話しです。

とにかく今は絶対的にお客様の数が少ないので、接客回数も少ないです。

冒頭に育成の話もしましたが…と出しましたが、新入社員の方などは特に成功体験を積みにくい現状があります。なので、入社1年経つけどこの時期だけど自分の型みたいなものが出来上がっていないこともあると思います。

そういった現状など含め、お客様に対して皆様に今できるアクションってなんでしょう??

①お店やブランドの価値観を店舗スタッフですり合わせ、誰が対応しても価値提供できるようにする

これはお客様が少ない今だからこそ店頭でも話しやすく、全員とコミュニケーションを取りやすいのでぜひやってほしいです。そもそものブランドコンセプト、どんな方に対し、どのような想いがあり1点1点の服が作られたか、この服の価値ポイントはどこなのか、ぜひデザイナーとお客様の架け橋になるようなアクションを取りましょう。

暇な時間を雑談に使うのは勿体ないです。せっかくならコミュニケーションを取りながら、スキルを上げましょう。

チーム力も向上しますよ!

②お客様に対し離反が起きないようにこまめなアプローチをする

コロナ禍なので、館により取れるアプローチ手法は異なりますが、必ずつなぎたいお客様には待たずに自分から行動しましょう。

世の中の消費行動が変わる中、最後あなたのお店に戻って来てくださるかどうかは、あなた自身の対応や関係性にかかっています。

商品の話じゃなくて良いです、最近お元気ですか?でいいんです、ちょっとでもお店の存在やあなたの存在を思い出していただく事がポイントです。

③ご来店時は各々のお客様からしっかりとお話を伺う。どんなお客様にも最低限の接客レベルを向上させる!

必ずお客様の話をしっかりヒアリングしてあげてください。そしてそこからご提案してあげることを常に意識すること!(前回の記事に書きました)

皆様の当たり前レベルが上がれば、きちんと店舗全体の接客レベルって上がりますし、自分のところへ帰って来てくださるお客様も確実に増えます!

これは、今も私が日々行なっていることです☆

ぜひ皆様ご参加になさってくださいねー!

では、また来月♡

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SAKI
About SAKI 48 Articles
1991(平成3年)2月生まれ、28歳。 販売歴10年。 ゴディバジャパン株式会社にて、洋菓子販売を3年経験したのち、株式会社アダストリア入社。 アパレル販売経験を積み、ステップアップとして国内大手アパレルメーカーへ転職。 1年目から4年連続、館・会社から各種表彰受賞。 ブランド個人売上2年連続全国1位。 現在、都内百貨店でサブ店長を務める。 セールス、マネジメントどちらもこなすプレイングマネージャーとしての目線を生かし、若手からベテランまで、『これなら自分でもできる!』と思っていただけるような、わかりやすい記事を配信いたします。