こんにちは、ヨツモトです。
先週の記事覚えてますか?
これね。
ん?
おうどんメディア?
なんやそれ?
って人は取り敢えず先週の記事読んでから、この記事読み進めてください。
でないと、意味わからないと思うんで。
先週、自社の販売員はある意味「オウンドメディア」であると伝えましたよね。
店頭で「ブランドのアンバサダー」になったり「喋れない商品の翻訳者」となり、
お客さんに「大切なメッセージを送る乗り物」になる。
今までも無意識にやっているも多いでしょうし、長く店頭に立っていれば当然やってたり。
ただ売るだけの人ではなく「オウンドメディア」たる役割を全うしてこそ真の販売員だと思ってくれた
人もいるんじゃないでしょうか。
ですが、今まで
私は自ブランドの、自社の商品の「オウンドメディア」なんですよね。
なんて、冗談でも僕に行ってくる販売員は皆無でした。
少なくとも先週の記事アップするまでは。
やってる事は同じかもしれませんが明確に自分が「メディア」であると言葉にだして
伝えてきたことのある販売員はいません。
(よく物忘れしますので、言ったぞ!って人はごめんね。)
は?やってる事同じやし、思ってる気持ちも同じやねんからええやん。なんて事ではなく
この「オウンドメディア」って言葉に置き換えられているかどうか?がポイントなんですよ。
時代のトレンドを感じ、そのトレンドを取り入れないのであれば取り残される。
先ほどの「アンバサダー」や「翻訳者」という言葉と「オウンドメディア」という言葉が
さす意味は、今回の場合ほとんど同じかもしれません。
ですが、同じであっても
言葉の鮮度が違う。
「オウンドメディア」がトレンドキレキレの言葉とは言いませんが、それでも「web関連」で
使われる言葉であって「今」の言葉です。
「アンバサダー」や「翻訳者」という言葉自体が「古い」言葉で今のセンスを感じない。
はっきり言って「ダサい」、それだけで「致命的」なんですよね。
ちょっと話は逸れるかもしれませんが、これからのファッションてのは「服」だけがカッコ良かったり、
見た格好だけを指すものではなくなってきていると思うんですよ。
今まではファッションで「自分の個性やセンス」を可視化させれば良かっただけかもしれない。
でも、今はあなたの個性やセンス、価値を可視化させるファッションとしてwebは切っても切れないんです。
毎日メディアとして発信しているこのトプセラも、その一つ。
一人一人の目に見えない価値を可視化させている。
その可視化させる手段として「文章」を書く際に選ぶ「言葉のセンス」。
今のトレンドの言葉をサラッと入れ込めたり効かせたり。
定番商品の中に「1点トレンド」を盛り込んだコーデのようにね。
そんな「トレンド」を感じれなかったり、取り入れできないのは、単に情報収取が不足しているか、
それとも自分のちっさな価値観から抜け出せないでいて「ダセーな」な評価をくらってしまいます。
実際「ダサい」んですがね。
某著名コラムニストらしい大御所さんみたいに、逆になんでも「トレンドっぽい」横文字オンパレードも
なんか滑稽コーデしてる人みたいで超ダサいですけどね。笑
ようはバランスなんですが、それでもまだ「今」を知って取り入れようとしている熱量は素晴らしいと思います。
やっぱ一番ダメなのは「トレンド」を理解していない人でしょうね。
これ読んでる販売員さんよ、今のトレンド知ってるか?「販売員はいらない」だぞ。
今の店頭のトレンドは「販売員はいらない」です。
GUの鏡を見たら商品情報がでたりコーデしてくれるやつなんてのも、その一つ。
店頭では販売せず店舗をショールーム化しネットで販売なんても、その一つ。
当然、知ってますよね?
あきらかに時代のトレンドは「店頭の無人化」です。
ITやwebから新しく生まれるサービスや技術によって、ファッション業界も大きく変化しようとしています。
今や本当に知っておかないといけないのは「ファッションうんたらトレンド」よりも
ビジネスの仕組み自体を変える可能性が高いwebサービスやIT技術の情報やトレンドを抑えておかないと
いけない時代になっています。
先日の「コインチェック」のニュースもそうですよね。
あのニュース見て、ただ単に「仮想通貨なんて怪しいものに手を出すとああなるだよ。笑」とか
「なんか儲かってた奴が損したんだろ?自業自得。笑」なんて休憩室で世間話してる時点でアウトです。
近い将来、仮想通貨を支えるブロックチェーン技術によってこの業界も変化する可能性が高いよね。
なんて会話してますか?
てか、そこらへんちゃんと理解していますか?
今のトレンドですよ。
自分の未来を予測したいのであれば、ちゃんと「トレンド」は理解しておくべきです。
そして、理解して自分なりに可視化(アウトプット)できるようにしておくべきです。
そうすれば、今のファッション業界のトレンド「販売員はいらない」であったとしても
「今の販売員はいらないかもしれないが、役割を少し変えた販売員」なら、今からこの業界で
めちゃめちゃ必要とされる、しかも高い価値でね。
実は先日もそんな「新しい販売員の形を使ったビジネスモデル」をとある企業の経営者さんに話をする機会があったんですが、
「それやるなら、なんぼでも出資するから教えてな。めちゃめちゃ需要あるで」と言ってもらえたりね。
そのビジネスを展開するには、僕的にはまだ時期が早いので「今はまだいいです」とお茶濁しましたが、
トレンドをしっかり見ていれば「いらない」トレンドの逆もつけるわけです。
あなたが自分の未来の予測をしたいなら「トレンド」はしっかり知っておくべき。
ダサいままだと「予測」を間違えてしまうからね。