こんにちは、ヨツモトです。
さて「圧倒的に売るためだけの教科書」も3回目。
もしかしたら、vol1&2ですでに「今まで教えられてきた常識」が崩れていっているかもしれませんね。
ちょっとおさらいしておきましょうか。
こんな感じでしたね。
そして、今日は
販売員が笑うんじゃねーよ!です。
販売員の「商品を売るための作り笑い」なんて見透かされているよ。
今回の「笑うな」も、あなたが今まで教えられてきた常識と全く正反対なんじゃないですか?笑
僕も今まで数多くの研修やトレーニングを受けてきましたが、全て「笑え」と教えられてきましたからね。
確かに、全くの見ず知らずの他人とあった時に「笑顔で近づいて来る他人」と「仏頂面で近づいて来る他人」では「笑顔の他人」の方がとっつきやすいと思います。
先ほど話した研修やトレーニングで「笑顔」を強要する講師さん達が「笑顔」しか許さない理屈もそれです。
ですが、他人といってもお客さんからすれば対峙する相手は「販売員」というフィルターがかかってあなたを認識している訳です。
「販売員」=「何かを売りつけられる他人」というバイアスがかかっていると思っていいです。
世の中の多くの「笑顔」を押し付けてくる講師さん達が、この当たり前の事実を忘れているんです。
だって「何かを売りつけられる可能性のある」相手がいきなり「極上の笑顔」で近づいてきたらどうですか?
僕なら「胡散くせーな、こいつ」としか思いません。
お客さんはここまでハッキリ意識していないかもしれませんが、インサイトでは「警戒」が働いていると思ってもらっていいでしょう。
では、どうすればいいか。
「普通」にしておけばいいんです。
販売員だって自然と笑えるような自分でいれば良いのです。
でも「普通」と言っても人それぞれなんで、ひとつ指標を。
僕はいつも来店してくださるお客さんの事を「尊敬しているけど気軽に話をできる先輩」もしくは「自分によく目をかけてくれる先輩」と思っています。
そんな先輩の前で「イラついた表情」や「つまならそうな表情」はしませんよね。
だからと言って「過剰な作り笑い」をする事もないでしょう。
適度に緊張感もありながらも安心できる相手。
そんな風にお客さんと接しています。
だから、特にいつも「笑顔」を過剰に見せる事もないのです。
お客さんが聞きたい事をまず真摯に聞き、その流れの中で自然と笑うような話になれば「笑顔」も見せます。
「普通」な姿勢です。
お客さんから見れば、あなたは「店でお客さんに物を売っている販売員」です。
その事を忘れてはいけません。
そんな奴が「笑顔全開」で最初から現れたら、、、
もうわかりますよね。
お客さんに「自然に笑えるようになる」をマスターする事が、「圧倒的に売れる販売員」への第1歩です。
では、また来週!!
PS
「笑顔トレーニング」問題に関しては、以前書いたこの記事が人気でした。
こちらも合わせてどーぞ。