パーソナルスタイリング理論でのストール似合わせ

こんにちは!モリオカです。

先日、同年代の男性と一緒に買い物をする機会がありました。
自身の身長が171cm
その男性の方の身長が172cm

二人とも痩せ型で、一見大差のない両者の体型だったのですが
似合うマフラーやコートが
全然両者で違ったんですね。

顔立ちの雰囲気に合わない
等ではなく、顔を切った上でも体型のバランスに合わない
という感じ。

両者で大きく違ったのが「骨格の大きさ。」

大きく違いを感じたのがマフラーでした。

寒くなってきたこの時期
超実需品となるマフラー。

個々の体型に合わせた「似合わせ」の方法を
「骨格診断」の視点で
今回はご説明させていただきます!

骨格診断とは

骨格診断の理論ノウハウに関しては
以下記事を是非ご覧下さい!

販売に役立つ骨格診断①ストレートタイプ


<ストレートタイプ>

販売に役立つ骨格診断②ウェーブタイプ


<ウェーブタイプ>

販売に役立つ骨格診断③ナチュラルタイプ


<ナチュラルタイプ>

骨格診断の話からやや逸れますが

単体アイテムを構成する要素は以下となります。
①色 ②形 ③素材 ④柄

①色→パーソナルカラー

②形 ③素材→骨格診断

④柄→顔タイプ診断と骨格診断の複合

で導けます。

これらをいかに多く似合う要素をおさえるか?
で「似合う」により近づくわけですね。

特にストールは顔周りの色に
ダイレクトに影響するので
パーソナルカラーが「似合う」に影響する範囲は大きいです。

似合う「色」の次に大事な
個々の体型に合わせた「形」の似合わせを
図解していきます。

タイプ別の図解

これらがザックリとしたタイプ別の図解です。

上記リンクの3記事で
タイプ別の特徴を詳細に挙げておりますが

端的に言うと
ウェーブ→幅細い 薄い
ストレート→幅やや有り 厚い
ナチュラル→幅広い 薄い

厚みが目立つのが<ストレート>
薄いのに肩幅があり
面積が広く見えるのが<ナチュラル>
どちらでも無くコンパクトな体型が<ウェーブ>

これら体型が違う方に同じストールを合わせても
全く違う反応が出るので
それぞれの特徴に合わせた
アプローチが必要となります。

タイプ別での似合わせ

<ウェーブ>
面積が狭いボディに大きいストールを合わせると
ストールが重く 悪目立ちしてしまう為
コンパクトに。

ウェーブタイプは
・上半身に厚みがない
・腰位置が低い
・華奢な上半身に対し
下半身がややボリュームがある

上記特徴がある為「重心が下がりやすい」
重心を上げる為にも、長さは足しません。

<ストレート>
上半身に厚みがあるストレート。
この上半身の厚みを縦に逃がす為に
少し長さを出す。

厚みのあるボディにストールで厚みを足してしまうと、とても着膨れしてしまう為
巻き方はボリュームが出ない巻き方をしましょう。

<ナチュラル>
身体は薄いが、肩の面積の広さがあるナチュラル。
ウェーブと同じコンパクトなマフラーを合わせても
骨格の大きさに対してマフラーが小さく
アンバランスになります。

ある程度大きさのあるストールを
ボリュームの出る巻き方をすると
よりスタイリングが映える着こなしが出来ます。

「骨格スタイル別の似合わせ」
なんて言い方をすると
骨格診断を知らないので活かせません!
と言われそうなので
体型の特徴に合わせたアプローチと捉えて頂けると幸いです。

幅細の薄いボディ→コンパクトに上重心に
厚みのあるボディ→厚みを縦に逃し、厚みを足さない
幅広の薄いボディ→幅広の肩の面積に合う、ボリュームの出る大きさ、巻き方

販売員の方ですと、感覚的にこの記事の内容は
捉えられているかもしれませんが。

何故このストールの大きさが良いのか?
何故このストールの巻き方が似合うのか?
をお客様にお伝えする際にも、理論的に捉えて頂くと良いですね。

それではまた次週!

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森岡 裕之
About 森岡 裕之 62 Articles
1993年生まれ。現在は某アパレルブランドにて入社3年目、店頭で販売を行なっている。その前は高卒でファッションとは無縁の工場に3年間就職。 ファッションが好きな気持ちを諦められず退職後、服飾専門学校にて3年間ショップ運営のノウハウを学び現在に至る。入社後は一年半、メンズにて販売を行いその後ウィメンズに配属。「カワイイ」で通じ合う、レディースのフィーリング要素の強い接客に苦しみ「パーソナルカラー」「骨格アドバイザー」「顔タイプアドバイザー」の理論的要素を学ぶ。センスや感覚に頼らず 理論的に根拠のある「似合う」を伝える接客を大切にし日々店頭販売に取り組んでいる。