”売上到達”への意識と行動を高める『予算立案』の必要性

こんにちは。TopSeller.Style店舗マネジメント担当の金田です。

最近ねぇ…1週間が早いっ!!ほんまに!

もう火曜やないですか。前回記事から3,4日しか経ってないような気がしてならない…。

まぁまぁ普通に1週間経ってるですがね。

さて、今回記事は”店舗マネジメント”において基礎的な分野である「月間予算立案」についての組み方を僕なりの考え方でお伝えしていきます。内容によっては異論等々あるかもですが、あくまでも参考までとしてお手柔らかに(笑)

週末に比重を置きすぎない”繁忙期”の予算組みのススメ

今月もそうですが、来月12月、年明けの1月と私達の業界では言うまでもなく「繁忙期」を迎えます。

恐らくどの店舗もブランドから降りてくる予算は当然ながら高い予算で組まれていることでしょう。

そのブランドから降りてくる予算を日割りで予算立案するのが店長の役目なわけでありますが、特に”繁忙月”の予算立案する際にありませんか?

「まじか…どの日もめっちゃ高くなってしまう…」

って事。

大体がブランドが立案する予算のベースになってるのが、前年の売上です。(新店舗は除く)という事から日割りで組む予算も同様に前年の売上がベースとなってきます。

またまたですが、ありませんか?

前年売上を見返した時、急に爆発的な売上とってる日が…数日。

これは”繁忙月”特有と言いましょうか、予測不能にも好売上を叩き出している日があったりします。

「じゃ今年も同日、同曜で同じ売上とれるか?」

と本年の店舗環境や状況下をもとに自問自答した時、

「いや〜厳しいなぁ…難しいなぁ…」

って不安でたまらなくなりますよね。

かなり前置きが長くなりましたが、そこでおススメしたいのが題目でお伝えした「週末に比重を置きすぎない」という組み方です。

恐らく、前年を見返した時多くの爆発的な売上を叩き出しているのは週末や祝日だと思います。(平日の爆発的な売上はその他日全体で馴らせます)

なぜ「週末や祝日に比重を置きすぎない」ことをオススメするかと言うと、答えは1つ!!

「(着地が)見えない・見えにくい予算は店舗スタッフ(部下達)の到達する意識、それに伴う行動が早い段階から持ちにくくなる!」

からです。

例えば、先週の週末の予算が前年ベースで100万だとして、ミニマムで120万の売上成果が残せたとします。そして、今週の週末は前年売上が150万だとし同様に150万の予算設定したとしましょう。

もうこの時点で心の中では、

「まじかよ…高いなぁ…」

と部下達は不安な面持ちを持つことでしょう。そしていざ営業スタートとフタを開ければスタートから回遊客が少ない…意欲が低い…単価低い…の状況下であった時、とてもじゃないけど150万には届かない…となってしまい士気全体が下がることになってしまう事があります。

その背景には、前週にミニマムで120万の売上をとったという成果と今週末動向とのギャップという感覚的な部分でリスクを感じて士気降下となるのが大きな理由であったりします。

ですので前例の場合、例え前年が150万の売上をとっていようが本年の店舗の環境や状況、または店舗態勢を踏まえ、ミニマムで前週120万とったいう事実を基に売上着地が見えやすい(例・120〜130万)予算、修正予算を立てましょう

足らない予算の部分は、それこそ平日に馴らして補うくらいの組み方で良いでしょう。(特に客数が安定している店舗)

それでも到達が厳しくなるのであれば、以前の記事でもお伝えした早期の「修正目標数値」で対策を!↓

【育成】明確な”着地目標”の意識付けが「必要な行動」に変わる!

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金田 拓巳
About 金田 拓巳 172 Articles
販売員歴14年(店長歴7年) (株)ワールドストアパートナーズ 入社初月から店舗個人売上実績1位。1年目後半~ブランド内全国個人売上1位をサブまでの3年継続。異例の早さで「店長」へ昇格。 店長就任後、部下スタッフを同様に全国区の販売員に育成し。担当した店舗では常に前年比110%〜130%の売上増加を実現。 2016年→ヒューゴ・ボスで再度パフォーマーとして活躍。 2017年→「販売・マネジメント」の観点からフリーランスとしてスタート。 2019年→企業に戻り郊外中心数店舗の「販売トレーナー」として現在活動中!