こんにちは、水曜日セールス&店舗マネジメント担当Kosuです!
3連休はいかがでしたでしょうか?例年にも増した暖冬の影響はアパレルにとってはなかなか厳しかったのではないでしょうか?秋冬シーズンのセールは1年の集大成とも言えます。そして、また次の1年へと移っていきます。
しかし、これからはつらくも厳しい閑散期の到来でございます。店舗で閑散期にやる事といえば、接客注力、ストック整理、スタッフの休日回しなどなどいろいろありますが、店舗でのミーティングを再開しているところも多いのではないでしょうか。今日はそんな店舗ミーティングについてです。
こんなミーティングはいらない
店舗ミーティングではどんなことをしていますでしょうか?営業終わり、レジ閉めしてから夜の9時半スタートが恒例ではないでしょうか?ちなみに私は、ミーティングが嫌いでした。なぜなら話すことは特にないからです。意見言ってもスタッフ動いてくんないじゃん!なんて思っていたり、ミーティング時、早番は遅番が終わるまで待ってるんだよ!はやく帰って寝たいという本音も。。。
内容といえば、売上進捗、各カテゴリー施策、各業務担当から、本部指示説明とだいたいこんな感じではないでしょうか?
会話も「予算に対して〇%、前年〇%でー」「来月は予算〇〇万で、〇〇が必要なのでー」「〇〇というルールが決まりました!」毎回思うのですが、紙にまとめて配ればおわりじゃん!これはミーティングではなくただの共有です。足並みを揃えるのが目的であれば良いのですがそれって朝礼と終礼で良くない?とか思いませんでしたか?
ミーティングの感想聞いたことありますか?
売上という至上命題が付きまとう以上、数字の話は必要なのですが、数字悪いと個人攻撃に終始するミーティングになるなんてことも。これはもう最悪。2時間ぐらいミーティングして得たものは疲労くらいなもの、結論は店頭集中。こんなミーティングになってませんか?もちろんスタッフは話の半分も聞いてませんよ、聞いてみてください「ミーティングどうだった?」って「長いだけ!」って言われたら早急に改善してください。というわけで、店長やサブの方はミーティングについて考えてほしいのです。
テーマを絞って!
共有事項?店舗方針を決めるの?スタッフの話を聞きたい?共有事項はとにかくコンパクトに、スタッフに意見を求める場合はいきなり聞いたり、スタッフが多いと収集つかないので事前に議題として集めておく。そして、テーマを絞って開催して欲しいのです。予算がどうのこうのではなく、売上を伸ばしたいなら売上強化の1本に絞っても良いですし、業務改善ならそのテーマのみって感じで。あれもこれもはできないですよ!
何も変わらない理由
なんでも良いのですが、ミーティングってお店を良くするためにやったのに、そうでない現象がよく起こるんです。
店舗改善のためにミーティングをやった結果何も変わらなかったなんてことありませんか?
これ、スタッフは、わかっていながらしないという行動とってるんです。定着に時間がかかるとかじゃないんです。
ミーティングでの決定事項が定着しない理由は超簡単、ミーティング以前に店長やサブがスタッフの不満に気づけていないもしくわ解消されていない。知らない間に信頼関係が希薄化していることが原因。
本当にお店を動かしてるのって日々店頭に立ってる、業務やってくれる自分以外のスタッフなんです。
このスタッフに動いてもらうことがミーティングの本当の目的ですよね。
動いてもらうために必要なこと
スタッフを如何に働きやすくしてあげられているのか?に気づくこと。これできてます?
販売、業務、人間関係、働く目的も人それぞれ、それに向き合っていく事も今は必要な時代だと思います。
当たり前のことですが、部下は上司に頼み事や意見を伝えづらいものなのです。
だから、その状況で次から次に指示が飛んできても「なんでやねん、こっちもいっぱいいっぱいでけっこうです。」となります。
店長とかサブって指示出しに終始しちゃうし、よくわからん仕事作って店頭でないし。店頭出ても圧あって邪魔だし、口癖は売上とか(これは私の事です、、)なんでそんな奴の言うこと聞かないといけないのかとなります。
これは一例ですが、店舗というチームが機能しなくなってくるのはそういったスタッフからの不満の積み重ねからです。
今この時期にミーティングが必要な理由
これが4月とかだと新体制での明確な役割分担や予算施策でもいいんです。ミーティング内容は時期とスタッフ状況で変わるものです、でもですね、冒頭でもお話ししましたが、この時期アパレルは1年の終わりとも言えます。1年を乗り切り繁忙期を超えたあたりスタッフのストレスはかなり高いですよ。
今の時期にミーティングが必要な理由はスタッフのケア!そして、店舗の環境に対する意見が溜まりまくってますよ!
売上も大事ですが、売上を作ってくれているスタッフのためにミーティングを開いてみてください。皆これでもか!というくらい話してくれますよ。
それでは、また来週!