皆さまこんにちは!
アパレルキャリア論担当のマリです。
今週は前回に引き続き【職務経歴書のポイント】後編をお届けいたします!
前編はこちらからお読みいただけます。
アピールしたい内容が沢山!どこをピックアップする?
前編にて、職務経歴書は長くても3枚以内とお伝えしました。
長くなればなるほど人事はどこがポイントなのか分からず、アピールしたい内容まで読んでもらえない可能性もあります。
あれもこれもと記載したい気持ちは分かりますが、今回は販売職の職務経歴書に最低限記載すべき3項目を理由と共に細かくお伝えします!
①直近3年間の個人売上
読者の皆さまはこれを聞かれてすぐに出てくるでしょうか?
直近の1年間ではなく3年というのには理由があり、偶然ではなく安定して売上を作れるのか?販売員として売上を伸ばせているかどうか?を伝えるためです。
年々数字が伸びている=顧客が増えている、販売力が向上しているなど、数字はこれ以上ないアピールになります。
年々順調に売上が伸びている場合は、書ける範囲で更に遡って数年分記載してももちろんOK!
(ちなみにこれまでお会いしたトップセールスの方々は、その場ですぐに数年分答えられるくらい、ご自身の売上を細かく把握されていました)
店舗異動で店舗の売上自体が大幅に縮小しているなど、数字が下がっている場合もあるかと思います。
その際にも、次の項目は合わせて記載必須です!
②直近3年間の店舗売上
この項目の前提として、売上だけでなく店舗スタッフ数、平均商品/客単価も記載しましょう。
個人売上が記載されていても、店舗売上が分からないことにはその個人売上がどの程度なのか伝わりません。
店舗売上を記載することで、読み手である人事は店舗シェア率、また店舗売上規模は弊社と同等なのか?それ以上の規模で経験を積まれているのか?という規模感の把握もできます。
③個人顧客数
ブランドにより顧客の基準は異なると思いますが、ここで言う顧客とは【お顔とお名前が一致し定期的に来店があるお客様】です。
応募企業が価格帯が近いブランドであれば、顧客をそのまま引っ張って来れそうか?を判断する人事もいます。
人数にプラスして、年間買上額まで記載できればベストです。
例)個人顧客数30名(うち年間買上額200万円以上3名、100万円以上15名、80万円以上12名)
いかがでしたでしょうか?
お会いしたことのない応募先の人事に、一番分かりやすくアピールできるのは【数字】です。
基本的に面接で人事は職務経歴書をベースに質問をします。
職務経歴書の作成時だけでなく、面接でもスムーズに自信を持って答えられるように日頃から数字を意識しておくことが大切です。
個人売上の概念がないブランド、直近の勤務が短く数年分の数字が出せないといったケースもあるかと思います。
売上以外でアピールできる点については、下記ラジオでお話ししていますので興味のある方は是非聞いてみてください。
職務経歴書のポイントとは?