【お客様はここを見ています】カスタマー視点、大事にしていますか?

みなさま、こんにちは。

元トップ販売員、SAKIです。

さあみなさま、寒くなってきましたね!
この記事が、今年最後のトプセラ執筆です。
今年もたくさんの方に記事をお読みいただき、本当にありがとうございました。

私自身、この1年でサブから店長へ昇格し、自粛期間を経て、新入社員を受け入れ新たなメンバーで店舗運営をしておりました。

そして、10月末で退職して、営業として日々働いております。

店舗から離れて1ヵ月、毎週末伊勢丹、ルミネ、大丸、池袋西武、東武といろんな百貨店を回り買い物に勤しんでいるのですが、自分が販売員を卒業し、本当のお客様になったからこそ感じることが本当に本当にたくさんあります。

今日は一個の私が感じた例として、書くので皆様の店舗が年末へ向けて、大丈夫なのか確認してみてくださいね♡

お店の掃除がされておらず、什器がほこりだらけ、靴の中にもほこりがある

これは私が在籍中からしょっちゅう指摘され、店長になってからも感じていた事ですが、掃除ができていない店は売上が悪いです。

え、そんな事で?と思ったあなたは要注意。

掃除って全ての基本です。

なぜなら、目的買い以外のお客様はお店を目で見ていいなと思い入店されますよね。それなのに、肝心なお店や商品が汚かったらどう思いますか?

ガッカリしますよね。

私は靴が欲しくて試着しようと思いましたが、手に取ったところほこりまみれだったので、棚に戻しました。

そして、そのまま帰りました。笑

こんなに汚いなら買う気にもならないし、もはや履きたいとも思えないですよね…

働いているスタッフにとっては、毎日の掃除ってめんどくさいな〜、怒られなければそれでいっか!と思っている方も多いですが(私もかつてはそうでした。しかし、めちゃくちゃ叱られて営業中に掃除やり直しさせられ、その日接客させていただけなかった経験があります!笑)、その日にいらしたお客様がもしかしたら大事なプレゼントを選びにきたかもしれない、ここにくるために何時間も時間をかけてご来店されたかもしれない、お客様はなにもおっしゃらないですが、ご来店された裏には必ず理由がありますよね。

それを自分たちのせいで、がっかりさせてしまうのって本当にもったいないというか、申し訳ないと思いませんか?

この時期は特にウールを扱うのでいつもよりも店舗も汚れやすいです。

だからこそ、時間があるときにきちんとお掃除しましょうね!

売場レイアウトが変わっていない

これは、私がかつて在籍していた店舗での出来事ですが、自戒を込めてありのまま書かせていただきます。

先日久しぶりに、店舗へ遊びに行ったときに私がいた頃と同じレイアウトが展開されており、これじゃご来店されたお客様は、なにがあるかな〜楽しみだな〜と感じながらいらっしゃるのに、めちゃくちゃ悲しいよねって思いました。。。

私たち販売員は毎日見ている当たり前な光景ですし、商品がない、というのも痛いほどわかります。

しかし。

商品がないからこそ、あるものをどううまく見せるかが私たちの仕事じゃないのでしょうか?

同じアイテムでも色やボトムスを変えてみる、小物を変えてみる、出来ることってたくさんありますよね?

その時間が取れないっていうのも、私は言い訳じゃないの?って思ってしまいます。

毎日働いていて、大変なのは痛いほどわかります!それでも、お客様から見てどうなんだろう?という判断軸は常に持っていた方が販売員として良いなと感じました。

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SAKI
About SAKI 48 Articles
1991(平成3年)2月生まれ、28歳。 販売歴10年。 ゴディバジャパン株式会社にて、洋菓子販売を3年経験したのち、株式会社アダストリア入社。 アパレル販売経験を積み、ステップアップとして国内大手アパレルメーカーへ転職。 1年目から4年連続、館・会社から各種表彰受賞。 ブランド個人売上2年連続全国1位。 現在、都内百貨店でサブ店長を務める。 セールス、マネジメントどちらもこなすプレイングマネージャーとしての目線を生かし、若手からベテランまで、『これなら自分でもできる!』と思っていただけるような、わかりやすい記事を配信いたします。