いつの間にかピントがズレている?その先の未来はお互いに同じ未来?

こんにちは、水曜日のタニグチレイです。

このブログを書いている時間はまだ平成ですがおそらくこのまま令和を迎えることになりそうです。
出張先でパソコンに向かいながら終える平成も静かで良いかもしれません。

新しく始まる令和よい時代にしていきたいですね。

今日も店頭で働く販売員の皆さんは伝票を元号で記入する場合は気をつけましょうね。
うっかり昨日までの平成で書いてしまうことが多々ありそうな気がします。

さて、そんな令和一発目の記事ということで何か抱負やメッセージ的なこともあれこれ頭の中を巡りましたが店頭ではG.W.商戦真っ只中で変わらないのでやめておきます。

今回はつい先日少し気になったことを書きたいと思います。

感じ方や捉え方は人それぞれあって良いがズレがある場合は注意

気になった内容はというと同じブランド内でMDと販売員にイメージのズレがあったことです。
ズレがあると思ってなかったので少々戸惑いました。

感じ方はひとりひとり違うので誰もが全く同じであるとは思っていません。

販売員同士で違うのならお客様への提案や場面に幅が出て結果的に良い場合もあるかもと思います。
しかしMDと販売員であった場合はそうもいかないなと感じます。

なぜならお客様の意見や商品に対して販売員からMDにフィードバックしてもそもそもの商品に対するイメージがそれぞれ違っていたら果たして有用なのだろうかと感じてしまうからです。

こう思ったのはある会話の中でのことでした。

以前に販売したことある商品なので当時販売員の方とはどちらかというと概ね同じイメージであり同じ意見でした。
だから店頭でのお客様への提案や見せ方など共通認識の元できていたはずです。

販売員以外の方とも同じような話をしていたのでなおさら共通認識で間違いないなと感じてもいました。

そしてたまたま先日そのブランドのMDの方と仕事以外で会う機会があったので近況報告など色々話しながら過ごしていました。
その中で仕事の話もやはり出てくるのでふとその共通認識(と思っていた)の話にもなりました。

ところが「いや全然違うよ」「どっちかというとそういうのやってないよ」と返ってきたのです。

え?どちらかと言えば真逆?

その共通認識(と思っていた)は否定していたわけではなくむしろその当時はそれでいいと思っていました。
きちんとお客様に喜んで買っていただけていましたし合っていたと思っていましたから。

それもあったのでちょっと驚いてしまいました。

想像したお客様の未来がズレのない共通認識であることを常に確認

その後考えてみたのですが店頭の販売員でいることで勝手にイメージを追加してしまっていたのかもしれません。

意図して作られた商品をその一通りの解釈だけでなく自分の中で提案するお客様像を追加していく。
そうすることで提案できる可能性と幅が広がりお買い上げに繋がりやすくなる。

誰にどうなってもらいたいかの部分の可能性を広げたことでそもそものイメージに違うイメージが追加された。

店頭にいると様々なお客様が来店されますしそれぞれの価値観をお持ちです。

できるだけ先入観なく提案したいと思う一方できるだけたくさんの可能性を考えておきたい。
結果的にそれが思い込みになり可能性を狭めてしまっていたのかもしれない。

というかイメージのズレがどんな場合でも生じることがあり接客などでも注意が必要だなと再確認しました。

想像力を働かせてイメージしたお客様の未来が共通認識でありズレていないこと。

何をいまさらと思われるかもしれませんが平成最後にこんなことを考えていました。
そんな反省をして令和も販売員を続けていきます。

今年の10連休はまだ半分残っています。
いつもよりたくさんのお客様が来店される時にひとりでも多くのお客様に喜んでもらえるようにもうひと頑張りましょう。

興味を持たれた方はぜひこのTopseller.styleでお付き合いください。
では、また来週

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谷口玲
About 谷口玲 221 Articles
1976年3月生まれ。 販売員歴18年。 メンズはヨーロッパ系デザイナーズセレクトショップと英国デザイナーズブランド、レザーグッズブランドで販売。 レディースはミセスセレクトショップとドメスティックデザイナーズブランドで販売。 今まで大阪、神戸、京都、広島、札幌、東京、横浜などの百貨店を中心に店頭に立ち現在はフリーランスの販売員。