POP UPの本当の目的は、お客さんをECに繋げるための機会構築

こんばんは。
毎週水曜日20時は
トプセラ若手枠の時間。
本日は“むとう”がお送りします。

 

前回の記事で
これからEC発でブランドを始める人は
ECをあてにしすぎてはいけない。

積極的なPOPUPで
リアルでの露出も絡め
WEBだけでなくリアルからの
集客も必要だ。

 

と、書きました。

詳しくはコチラ
これから始めるD2CブランドはECをあてにするな!

 

でも、だからと言って
POP UPなどのリアルでの
売り上げばかり追い求めていても
痛い目みます。

で、前回記事の最後の方に
あくまでD2Cブランドの
メインフィールドはECだ。

ECを加速させるための
POPUPを意識しよう。
というところで終わったので

今回の記事は
ECを加速させるための
POPUPとは?
について書いていきます。

 

POP UPに高望みをするな!

ECをあてにするな!
POPUP等でリアルを大事にしろ!

と、これまで言ってきて
次はPOPUPに高望みするな!

どっちやねん!!

 

そう言った声が聞こえてきそうですが
こう言ってるのにもしっかっり理由があって

僕もそうですがEC発で立ち上げた
個人のブランドというものは
お金がないからECサイトから
初めている場合がほとんどです。

会社からいくらかの
予算が降りるなんてことは
まずありません。

 

せいぜい自己資金を使うか
銀行から借金するか
クラウドファンディングで
資金を調達するかの3択じゃないでしょうか?

※ブランド立ち上げ時の
クラウドファンディング活用法について
書いた記事はコチラ
クラウドファンディングを活用しブランド立ち上げに初速をかける

 

とにかく資金繰りに
困っている人は少なくないと思います。

だからこそ逆に意識してもらいたいのが
POP UPで売ろう売ろうと、現場の売り上げに
気をとられすぎないようにして欲しいんです。

売り上げばかりに目を向けると
無理なセールスに繋がる恐れもあるし
誰も得しません。

 

勿論、魅力のある
商品を出していると思うので
全く売れなければそれはそれで問題だし

ある程度の売り上げを
作れないブランドは次回から
呼んですらもらえません。

 

昔の僕もそうでしたが
今回は目標金額
◯◯円だー!!!

と、躍起になって
いざ売れなかった時に
ネガティブになったり
自信喪失したことがありますが

正直時間ももったいないし
本当にいらないです。

 

だってそもそも
休日にばったり出くわした
アパレルPOPUPなんて
多少気にはなっても

相当な一目惚れでない限り
購入まで至りません。

 

ECからリアル、リアルからECの流れをデザインする

購入者のほとんどは
事前にそのPOP UPの情報を知っており
今日そこに足を運ぶと決めています。

簡単にいうと
『目的来店型』です。

 

勿論、事前に情報を
仕入れているのでのPOP UPで
どんな商品が陳列されているかも
既に多少は理解してるはずですよね。

1人でも多く目的来店型の
お客さんをPOP UPに呼び込むには
事前の準備が必要不可欠。

 

EC(お店)を立ち上げ
プロモーションを行い
POP UPに繋げて

実際にリアルで
商品を手に取り見てくれた
お客さんを今後はECに繋げる。

 

そしまた新しい
アイテムができたら
プロモーションをして

POP UPで既存ユーザーや
新規客に見てもらい
ECやHPにも繋げる。

 

この流れを繰り返して
認知、人気共に増えてきたら
施設内合同POP UPではなく

箱を借りて単独POP UP、
新作受注会等できるように

着実に大きく育てていくのが
一発屋ブランドにならない為に
大事なことかなと。

 

POP UPの本当の目的はECに
繋げる為のプロモーションだし
そのプロモーションができていなきゃ
せっかくのPOP UPも不発に終わりますからね。

 

PS
最後に一つ気をつけて欲しいのは
ショッピングモールでPOPUPをやる時は
モール側にはECへ繋げたい意思を
悟られないようにした方が

あとあと関係がこじれないので
ECに繋げるようなあからさまな
アクションは気をつけましょう。

 

それでは今日はこの辺で。

むとうでした。
そいぎね。

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武藤勇樹
About 武藤勇樹 7 Articles
1992年生まれ。高校生の頃からフリマサイトでアクセサリー転売を行いWEBからのお小遣い稼ぎを覚える。20歳の頃から通算5年間、居酒屋店長として飲食店のビジネスモデルを通しで学び、並行してデザインの独学、物販、コンテンツ制作販売などWEBマーケティングも学ぶ。クリエイター兼マーケター、双方の顔を持つ立場として、自身も個人でブランドを展開しており、アパレル業界に参入しはじめた個人のクリエイター達が作る『ローカルアパレルブランド』と、今や多様なサービスとコラボする『複合カフェ』を研究中。