<直線>と<曲線> 似合わせの考え方

こんにちは!モリオカです。

昨日、自身の買い物をしていた中でちょっとした気づきがありましたので、その事例をベースに今回は記事を書かせていただこうと思います!

まず、事例を紹介する前に<曲線と直線>って何の事?と思いますよね。
これについてのご説明をまず先に。

<直線と曲線>とは顔タイプ診断という、お顔の印象をベースに<似合うファッションテイスト>や<似合う柄>に落とし込んでいくロジックがあるのですが、そこの1つの要素を抜粋した考え方です。

<顔タイプ診断>の詳細については、こちらの記事をご覧頂ければと思います。

<似合う>を言語化する理論のおさらい

以下の画像をご覧ください。

(筆者ともう一人の男性(以下男性Aとします)は、https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1905/22/news105.htmlよりAI生成画像のフリー素材を引用しております)

筆者=柔らかいソフトな顔立ち、ヘアスタイル(曲線的)
男性A=男性的な強さのある顔パーツの目立つ顔立ち(直線的)

・曲線的な顔立ちである筆者には、柔らかい曲線的な柄のドットが似合いやすく
・強さのある顔立ちの男性Aには、男性的な強さを感じさせるストライプ柄が似合いやすい。(配色との相関性もあります)
といった所ですね。

直線的=男性的な印象、カッコいい、キリッとしたイメージ
曲線的=女性的な印象、柔らかい、ソフトなイメージを感じさせる

少し前に流行った言葉の<甘辛MIX>の、甘と辛みたいなものだと自身は捉えております笑

そんな<直線と曲線>の話をベースに今回の事例を。

買い物の事例

某メンズショップで、バンドカラーシャツで良いなーと思うモノがあり、試着をしました。
試着した2つが以下のようなモノです。


(https://zozo.jp/sp/shop/abahouse/goods/51616751/?did=83293386より引用)

(https://zozo.jp/sp/shop/nanouniverse/goods/51898666/?did=83723690より引用)

そのショップで試着したモノは、両者同型の色違いですが
コットンリネンの素材で、前者画像のようなホワイト×サックスのストライプのバンドカラーと、後者画像のようなブラックの無地のバンドカラーです。

トレンドの流れからですと、今季どこもプッシュしているトレンドのバンドカラーで、メンズではSSのモノトーンスタイルが引き続き注目されていますよね。
リネン混の素材という事もあって、今年らしいスタイルを楽しむならブラックがいいなという所に行き着くのですが、今回はそういう観点とは別に、自身の顔印象をベースに考えてみました。

<直線と曲線>という考え方に落とし込むと、
まず自身は<曲線>の属性です。
バンドカラーシャツというアイテムも、襟の形から通常のレギュラーカラーなどよりも、曲線的な少し柔らかい、可愛い方向になるため曲線的な印象になります。

ではこの場合は同型のバンドカラーの2つの色で悩んでいた為に、分岐点は色となります。

・ホワイト×サックス、ストライプ柄ではありますが、ソフトな淡い配色で着ると曲線的な印象になります。
・ブラック、キリッとした男性的な強さを出す色の為に、直線的な印象となります。

このケースで考えますと、自身に調和し、似合うモノと考えると白サックスのストライプを選ぶ事になりますが、元々顔立ちの曲線要素が強い為に、ここに更にバンドカラーというアイテムの曲線要素と色による曲線要素を足すと、かなり曲線要素に偏ってしまうわけなんですね。
<似合う>というと聞こえはいいんですが、職業柄 見た目の信頼感も必要になってくる為に、曲線の可愛いという要素が強すぎるのはあまり好ましくなくて。

自身の曲線要素とバンドカラーのアイテムの曲線要素を強くしすぎない為にも、ブラックを選んで直線要素を加えてバランスを取りたいな、となったのが今回の事例であります。

このように
キリッとした、強さを感じさせる印象を導く<直線>
柔らかくソフトな、可愛さを感じさせる印象を導く<曲線>

今回は自身の買い物の事例としてバンドカラーの色違いで解説を致しました。
・アイテムのディティールで考える<直線と曲線>
・色で考える<直線と曲線>
他にも素材やファッションテイストなどでもこの要素を捉える事が出来ます。

調和する、似合うモノを選びたい人もいれば、今回の自身のように<見せたいイメージ、方向性>をメインに考える人も多いかと思います。

この直線、曲線の要素はそんなイメージを考える際の1つの指標にできるかと思いますので、是非ご参考にいただけますと幸いです!

それではまた次週をお楽しみに!

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森岡 裕之
About 森岡 裕之 62 Articles
1993年生まれ。現在は某アパレルブランドにて入社3年目、店頭で販売を行なっている。その前は高卒でファッションとは無縁の工場に3年間就職。 ファッションが好きな気持ちを諦められず退職後、服飾専門学校にて3年間ショップ運営のノウハウを学び現在に至る。入社後は一年半、メンズにて販売を行いその後ウィメンズに配属。「カワイイ」で通じ合う、レディースのフィーリング要素の強い接客に苦しみ「パーソナルカラー」「骨格アドバイザー」「顔タイプアドバイザー」の理論的要素を学ぶ。センスや感覚に頼らず 理論的に根拠のある「似合う」を伝える接客を大切にし日々店頭販売に取り組んでいる。