こんにちは、タニグチレイです。
日々刻々と変化していく新型コロナウィルス関連の情報。
昨日からは「ステイホーム週間」として再度不要不急の外出要請が出されました。
中心地は減少した代わりに屋外施設やレジャーは増加したと報道された日もありましたが今はとにかく少しでも収束の兆しが見えるまで待機。
それしかありません。
そしてある日パッタリと収まったなんてことはあり得ないのでしばらくは新型コロナウィルス感染の可能性が常に身の回りに潜んでいるのが当たり前というつもりで先に進むしかないのです。
そんな中アパレル販売員の皆さんの多くは今お店が休業している状況だと思いますので思い思いにおとなしく過ごしていると思います。
トプセラでは今週この時期だからこそ読み返して欲しい記事を紹介してきていますので本日もBest3をピックアップしたいと思います。
普段は「皮革」のことを書いていますが自粛の時だからこそ読み返すのならば今の状況やこの先の変化につながることを知る方が重要と思い選んでみました。
「アパレル製造関連」に関する記事Best3
Best3 皮革産業の状況と未来
まず第3位は皮革産業について。
皮革製品も何かと取り沙汰されることが多いので耳にすることも増えていると思います。
視点が変われば様々な意見はもちろんあります。
ですからまずは知って考えてみること。
例えば
皮革は畜産と切っても切れない関係です。
今はそこに細胞農業も密な関係となり従来の家畜の環境が変わってきています。
培養技術によって置き換えられる畜産品が増えていけば素材の元になる「皮」の供給は減るか無くなるものだって考えられます。
ただ同時にレザーの培養も進んでいますのでそれが一般的になれば様々な環境が大きく変わるかもしれません。
この記事の中で取り上げられているモダンメドウは牛の体外で細胞を培養し牛肉と牛革を作り出し商品化するために2011年に設立されました。
数年後試行錯誤の末に牛の生体組織を使わずコラーゲン分子からアニマルフリーのレザーを作り上げたのが「ゾア」。
イミテーションレザーではなく正真正銘のレザー。
一般に流通するまでにはまだまだかかるでしょうし当たり前になるかどうかはわかりません。
しかし取り組みとしてどんどん進んでいます。
ECCOレザーの水の使用量を最大限抑えた鞣し製法も着実に新しい未来に向いたものです。
持続可能な社会に向けて動いているのはアパレルと同じですね。
このトプセラではサステナビリティ担当の Jasmine(@JasK_Official)さんの情報が一番皆さんにとって有益なはずです。
Best2 アパレル販売の状況と未来
第2位はアパレル販売について。
素材や情報、ウンチクなどは今ままでに勉強してきましたよね。
この状況だからもう一度おさらいしたり強化しようと改めてされている方もいるかもしれません。
もちろん大事なことですしきっと終わりはありません。
この記事ではそんな知識や情報は誰の何のために必要なのかを再度気付かせてくれる内容です。
自分ではしているつもりでも目の前のお客様が本当に求める対応になっていたか?
何のために知識や情報を身に付けたのか?
店頭で接客ができない今改めて考えることができたらきっと早く接客したくなるはずです。
これからの先に備えて。
Best1 アパレル生産の状況と未来
第1位はアパレル生産について。
まさに今起きていることがこの先数年、もしかしたら今後が大きく変わるであろうアパレル産業について現場から書かれた内容。
この記事は4月14日のものですからそこからまた刻々と状況は変化して予測ができません。
皆さんの中には直接的に大きく関係している企業の方もそうでない方も実際にはいるでしょう。
ですがどこかで必ずアパレル業界全ての方にこの先影響が出てくるであろうことは想像できます。
販売員の皆さんにとっても販売する商品やお店に関わってくる内容。
お客様にとっては今までも変化してきていた買い方や考え方がまたさらに変わりそうな内容。
まずは事実を知ること。
そうでなければ正しいと思える判断も正解と思える選択肢も用意できない。
まさに今はSTAY HOME!!STAY READY!!
どうぞ皆さままだまだ油断せずお気をつけください。
そしてある程度未来が見えてくるときに向けて準備をしましょう。