こんにちは!寒がりで暑がりなわがままボディ、MD&営業担当のNaruです。
というわけで、年始にアップしたこちらの記事の続きです〜!
今日は日常的な行動プロセスに市場機会の発見があるぜ!というお話です。
はい、120%忘れてるのでざっと記事をおさらい!
A.Customer(市場・顧客)
B.Competitor(競合)
C.Company(自社)
の3つのCを分析するとブランド戦略が組みやすいんです。
なぜならAとBは外部環境であり、外部環境を分析することでCの自分たちの立ち位置や取っていく戦略が見えてくるから!
市場顧客の分析についてはこちら↓
競合の種類についてはこちら↓
で、競合の分析は①ニーズや②提供価値、③STP、④4P、⑤リソースの5視点で分析していきましょうとお伝えしました。
競合の分析に必要な①ニーズと②提供価値についてはこちらから↓
3記事連続で③STP(セグメンテーション、ターゲッティング、ポジショニング)のSの中身についてを!
セグメンテーションの種類についてはこちら↓
Sのセグメンテーションは分類の意味。
市場が成熟化し、消費者ニーズが多様化しているからこそどういう市場があってどういう機会があってどこを狙っていくか(T:ターゲッティング)がとても大切!
STPは自分たちの分析に役立つことは間違いないのですが、逆に競合がどういう考えで市場や顧客、競合の見方をしていてどういうポジションを築いているかを知ることが自ブランドの成長、ひいてはブランド戦略に活用できます。
セグメンテーションにも、3種類あるのでご紹介!
A.消費者セグメンテーション
B.市場セグメンテーション
C.顧客セグメンテーション
という市場のみならず消費者や顧客など3つのセグメンテーションを順に紹介しております。
A.消費者セグメンテーションについてはこちら↓
B.市場セグメンテーションをしていくにあたっては
i.細分化
ⅱ.プロセス
ⅲ.拡張
ⅳ.リフレーミング
の4つがキーワードとなります。
i.細分化についてはこちら↓
今日は冒頭でお伝えした通り、ⅱ.のプロセスの部分ですね!
プロセスから見つける市場機会
前回市場を細分化した時にもお伝えしましたが、ブランドとして新たなチャンスを探すには市場を細分化したりお客様の行動をよく考えることが肝でございます!
お客様は何かしら悩みを抱えて売り場に来て、モノを買ってかれます。
それは結果起点の行動であり、その結果が欲しいから購買に至ってるわけですね。
で、今まで使っていたモノに不満があったり、より快適にしたかったりするお客様に自分たちのモノで解決して差し上げるには日常の行動に着目することがブランドとしての新たなチャンスを掴むことに繋がります。
たとえば、インナーダウンってありますよね。
とっても便利であったかくて毎年欠かせないアイテムですが、あれが流行ったのは2015年ぐらいでしょうか。
元々はアウトドアから来たファッション文化ですね。
そんなアウトドア由来のアイテムがファッションに浸透しているのはどこかの誰かが市場機会を見つけてから!
じゃあ彼らはどういう風に考えてこの市場を見つけて開発に力を入れたんでしょう?
それはプロセスに着目したからです。
冬に服を着るプロセスを考えてみます。
言わずもがな寒いので、「外出時に温かくて快適」という結果が欲しいはずです。
インナーを着る(Tシャツ)→トップスを着る(ニット)→ボトムスを履く(デニム)→アウターを着る(ロングコート)→マフラーを巻く→快適!
はい、なんてことない冬に人間が服を着る手順・行動を書いてみました。
新しい市場機会を見つけるならばこのプロセスの中に新しい切り口を足してみましょう!
より良い結果になるように!
インナーを着る(Tシャツ)→トップスを着る(ニット)→ボトムスを履く(デニム)→重ね着をしてさらに上半身を温かくする(インナーダウン)→アウターを着る(ロングコート)→マフラーを巻く→超快適!
といった具合に入れ込んでみました。
つまり、日常の行動とそこから得られる結果に満足していない人たちに向けて、日常へのプラスワンアイテムがより良い結果を出すということです。
ちなみにこの市場を見つけてえげつないシェアを誇っているのはもちろんユニクロ。
というわけで、市場の分類においては人の日常的な行動プロセスへのプラスワンが新たな市場機会の発見だったりするというお話でした!
今日もお疲れ様でした!