販売員の皆様、7月も中盤を過ぎいかがお過ごしでしょうか。月中になるとそろそろ月末の着地予測もできてきて、具体的な売上対策が必要な店舗もちらほら出てきている事でしょう。集客力の無いショップの場合、なんとか買い上げ率や客単価をアップさせて売上を確保したいところ。
スタッフの販売力強化の手段の1つにファッション関連の様々な「知識」の強化は必須でしょう。今月の売上対策や、集客が少なくなってくる8月に向けて、スタッフの知識を強化してくれるであろう秀逸な記事を5本ほどピックアップしてみました!
製造分野の方々からしたら当たり前の知識である「織り」も、以外と知らない販売員の方々がちらほらいるようで。投稿されてから2年近く経つのに、未だに検索から大量に流入があります。という事は検索ボリュームが非常にでかいという事で、知りたい人がたくさんいるって事なんです。
生地の織り方は「平織り」「綾織り」「繻子織り(しゅすおり、朱子織りとも書きます)」のこの3種類しかありません。
ファッションビジネスから製造分野にまで幅広い分野に精通している南さんならではの情報量たっぷりの記事になっています。当店1番人気の記事でみなさん勉強させて頂きましょう。
先週に引き続き、またまた森野さんの記事をピック。現場で絶対聞かれる項目の1つが「洗濯表示」。最近表示も変わってまだ把握しきれていない販売員さんも多数いる事でしょう。日本の洗濯表示って海外と比較するとお堅い印象があって、インポート物だったら少し表示が違う場合もあったり。個人的には「そんなしっかり守らなくていいよねー」なんて思っていたんですが、
うーん…お金払うの、私(お客様)です。洗ってダメだったら、どうしてくれるの?今の一言、録音させていただいてよろしいですか…?
すみません…。売る側からしたらそれがめっちゃ正しいですよねー(汗)具体的な弊害まで用いて説明してくださってますので、皆様本編でしっかり勉強しましょう。
先週に引き続きセルフピックですみません。これも検索で結構流入あるんで、皆さん意外と知らない人多いんではないかと思います。掛け率って仕入れ関連のお仕事ついてないと中々知らなかったりしますからね。。接客時には全く使う事のない言葉ですが、店長や管理職クラスなら利益の計算とか出てくるので、そういった方へ復習の意味で必要な記事かと。
昨今では原価率を高く設定してコスパの良い商品を作っている事業者もちらほら見られます。ユニクロでさえ原価率が38%と言われていますし、原価率40~50%あたりに設定しているブランドもあるくらいです。
昨今では原価率が高い事を推しているブランドもちらほら見られますが、「製造原価」なのか「仕入れ原価」なのかは重要なポイントですぞ…。
お次はデザイン・企画のスペシャリスト中溝さんから素材のお話。これも製造に関わる人でないと無頓着な事も多いのでは。知事中にも「最近の業界の人は生地を知らなさすぎる」と言われている通り、僕自身も以前、製造関連の人やスタイリストの方々と食事に行った際に生地のお話になりちんぷんかんぷんになった思い出があります。でも販売の現場って生地の知識も必須で必要でしょう。これもできればしっかりインプットしておきたい項目です。
東京のシーンを見てみると、ここ数年高価格帯のシンプルズが飽和してきていますね。
こちらの記事も情報量はしっかりありますが、南さんの記事も生地に言及しているものが多いので見てみてください!(記事と生地がややこしいぞ。。)
新メンバー斎藤さんの記事。ここでは本部VMDと店舗VMDの違いやVMDとディスプレイの違いについてちゃんと説明してくださっています。いやこれホントありがたい記事…。店頭にいる方々でもこの部分は正しく教えてくれる人少ない印象がありますから、こうやってわかりやすく教えてくれるVMDが自社にも欲しい!って感じですよね。
理解を深め自分の武器として失敗を恐れずにTRY&ERRORを繰り返せば誰でも上達できます。やったことに対してもすぐに結果が出ますので売れたときの嬉しさは販売だけの時よりも大きく感じられると思います。ぜひ、これを機に挑戦していただければと思います。
まさにVMDについて大切な事をやさしく解説してくれております。そんな斎藤さんは現在、公開VMDコンサルを受付中。。乗るしかない、このビッグウエーブに!(古い)
斎藤さんはツイッターでもVMD小ネタを披露中!フォロー必須のアカウントです!
【サイトーのワンポイントVMD 7】
「異素材ドッキング」レザーバッグのトレーには木を使う…、ファーの横にはツルツルな物…など、見せたいものに対して異素材と組み合わせることでより際立つ!
似た物だけを集める大人しいディスプレイからの脱却!#VMD
— kazuyuki@VMDの人 (@kazusanvmd) July 19, 2018
と、本日はファッション業界における大切な知識を与えてくれる記事特集でした。プロなら当たり前に知ってると思われがちな知識も意外と畑が違うと全く知らなかったりと、ファッション業界内のキャズムがかなりあります。(知識系は南充浩さんの記事が圧倒的ですが。。)目の前のお客様に対して有益な情報を与える事ができるよう、しっかりと知識を身につけた上で店頭に立ちたいのは皆さまも普段から思っている事でしょう。そんな販売員の方々の為になる情報をトプセラがお伝えできればと思いますので、今後共お付き合い頂ければと思います!
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